この記事のポイント
- 古いPCでもSSD交換でサクサクに
- 最大の山場はデータの移し替え
- 初心者はクローンスタンド、中級者以上はソフト利用がおすすめ
- 予算は約1万円前後から
はじめに
「最近パソコンの起動が遅くてイライラする…」そんな経験ありませんか?
古いPCでも、HDDをSSDに取り替えるだけで驚くほど快適になります。
この記事では、初心者でも迷わないように「できる・できないの切り分け」から「データの移し替え」「入れ替え手順」まで徹底的に解説します。
この作業はできる?できない?
SSD交換には、最低限「PCを少し分解する」作業が伴います。
- 裏蓋のネジを外す
- HDDを抜いてSSDに差し替える
この程度ができるならOK。
ドライバーを持ったことがない/PCを開けるのが怖い方は、無理せず店舗サポートへ依頼しましょう。
Step 0:まず自分のPCをチェック
HDDかSSDかを確認(Windows)
- タスクバーを右クリック → 「タスクマネージャー」
- 上のタブから 「パフォーマンス」
- 左の 「ディスク」 をクリックすると右上に HDD / SSD と表示
追加でチェック
- 容量:現行と同等以上を選ぶ
- 規格:2.5インチSATAか、M.2か
- M.2の種類:NVMe(速い)/SATA(安い)
- スロット:M.2スロットが空いていれば追加可能
HDDとSSDの違い
- HDD=紙の辞書(ページをめくって探す)
- SSD=スマホ検索(入力すれば一瞬)
SSDは物理的に動く部品がなく、速くて衝撃にも強いのが特徴です。
SSDに取り替えるメリット
- 起動が数分 → 数十秒に
- 古いPCが現役復活
- 静音化・低消費電力化にも効果あり
データを「移し替える」のが一番の山場!
SSD交換で最も大変なのは、今のHDDに入っているOSやアプリを 丸ごと引っ越し することです。
方法1:ソフトで移し替え(中級者向け)
- SSDをPCに接続(USB-SATAケーブル/M.2ケース)
- データ引っ越しソフトで「HDD→SSD」にコピー
- SSD向け最適化を有効にして実行(1〜2時間程度)
- コピー完了後、HDDを外してSSDを装着
代表的ソフト:
- Acronis True Image(メーカー特典):対象SSD購入者は無料
- AOMEI Partition Assistant Standard:無料で一部クローン可、システム全体は有料版
- 4DDiG Partition Manager:直感的、ただしクローンは有料
- Clonezilla:完全無料、上級者向け
方法2:クローンスタンドで移し替え(初心者推奨)
- クローンスタンドにHDDとSSDを差し込み
- 「コピー元」「コピー先」を確認
- ボタンを押すだけでクローン開始
- 数時間後に入れ替え作業をすれば完了
メリット:
- ソフト不要で失敗が少ない
- 操作が簡単で初心者でも安心
- 外付けHDDケースとしても再利用可能
実際に使ってみて便利だったアイテム
初心者の方に特におすすめなのが ORICO HDD/SSD クローン スタンド です。
- パソコン不要でクローン可能:ボタンひとつでHDDからSSDへコピー
- USB3.0対応で高速データ転送
- 2.5/3.5インチ両対応で幅広く使える
- LEDランプで進行状況がわかりやすい
私も実際に使いましたが、古いHDDからSSDへOSごとそのまま移行でき、再インストールの手間なしでPCが復活しました。外付けHDDケースとしても使えるので、一台持っておくと長く活躍します。
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➡️ ORICO HDD/SSD クローン スタンド(楽天ROOM)
手順まとめ
- SSDを準備
- データを移し替える(ソフト or スタンド)
- HDDを外してSSDに差し替える
- 起動確認で成功!
M.2 SSDの注意点
- NVMeタイプ:高速だが発熱注意、ヒートシンク推奨
- SATAタイプ:安価で扱いやすい
- 必ずマザーボードの対応規格を確認しましょう
SSDの寿命と使い方
- 寿命:一般的に5〜10年
- 長持ちのコツ:
- 容量を2〜3割空ける
- 定期的にバックアップ
- 動作が怪しくなったら早めに交換
よくあるトラブル
- 起動しない → BIOSで起動ドライブ順序確認
- 容量が増えない → ディスク管理でパーティション拡張
- 認識しない → ケーブル/ポートを変更
- M.2が動かない → 規格不一致を確認
結論:どっちを選ぶ?
- 初心者 → クローンスタンドがおすすめ
- 中級者以上 → ソフトを使う方法もOK
予算の目安
- SSD(500GB):5,000〜8,000円
- SSD(1TB):8,000〜13,000円
- クローンスタンド:3,000〜5,000円
- USB-SATAケーブル:1,000〜2,000円
👉 合計:約1万円前後から挑戦可能!
まとめ&次にやってみよう
古いPCでもSSDに取り替えるだけで、新品のようにサクサク復活します。
最大の山場は「データの移し替え」。ここさえクリアすれば成功したも同然です。
👉 今回紹介した クローンスタンド を活用すれば、初心者でも安心して作業できます。
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